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記録

最近読んだ本メモ 17年4月/日記

図書館の貸し出し期限が迫ってぜんぜん読めなかった本も含め。

 

・環境考古学への招待―発掘からわかる食・トイレ・戦争 (岩波新書) ☆?

興味深いけど1章しか読めなかった。再読したい。

 

・文化としての石器づくり ☆?

良い本だけど本格的すぎて難しい。素人が石器の構造の文章を文字で読んでも具体的なイメージがわかないので……。実際に博物館で石器を眺めながら、片手にもって検討する本として有用だと思う。

 

・苦海浄土(全三部) ☆

時間なくて一ページも読めませんでした。買おう。

 

・ももこの宝石物語 ☆?

宝石ほしくなる本。でもこの後に出版されたももこのおもしろ宝石手帖のほうが自分は好きかな。装丁?というか本のつくりがとてもかわいい。ページの角が丸っこくなってる。最近レーザー脱毛について調べてるとアレキサンドライトという鉱物の名前を見かけるんだけど、アレキサンドライトは宝石としても大変貴重で高価なものらしい。こういうぜんぜん関係ない分野でイメージが繋がるのがちょっと面白い。


・E.J.キーツの俳句絵本/春の日や庭に雀の砂あひて ☆☆

超スーパー傑作絵本。すばらしい絵とすばらしい詩が豪華絢爛でめまいがする。詩っていうのはいわば楽譜で、それを読む人にも楽器を演奏する(つまり詩情が言語化されたものをもういちど詩情に展開(デコード)する)能力が求められるんだけれども、すばらしい詩をすばらしい絵でもって演奏する、この仕事は絵本でなければできないこと。一茶は最高ということがわかった。文学者ってなにを描写するにしても上から目線なのが多いけど、一茶は下から見上げてる感じがして、それがとてもいいんだよな。

 

考古学や人類学は新書とかをよんでも概要がつかめないから、教科書的なわかりやすい本を一回読みたいと思う。あと生物学、進化学の本も。