パスタ屋けい第2回 ナポリタン
まずすぎる最悪のナポリタンをつくった。太さは2.2ミリ、量は1.5束(ペペロンチーノと同じ量)、具はソーセージとピーマンとマッシュルーム。
・2.2ミリは茹でると爆発的に量が増える。スパゲティーニと同じ感覚で量を取ると後悔する。
・表示時間の1.5倍くらい茹でたのにまだ固い。固いというか、普通のパスタならちょうどいい茹で加減なんだろうけどナポリタンと思って食べると「固ッ」となる。3時間ほど寝かせたけどそれでもまだ固い。次回はもう溶けるくらいまでトコトン茹でてみる。
・具はでかいやつがゴロッと入っていた方がオシャレかなと思って(そういうナポリタンを食べたことがある)大きめに切ったけどこれが失敗で、麺を食べてる最中にピーマンとかソーセージとかがすごい異物感を伴って口の中に入ってくる。ほんとうにウザい。あと火が通りにくい。ソーセージはかなり薄く、ピーマンも輪切りとかにして、マッシュルームもあんまり薄くすると消滅するけどサイズ自体はもっと小さくした方がいい気がした。
・ソーセージは3本入れたけど普通に多すぎるし、小さく切るなら1本でいいかなと思う。よく焼きましょう。
・ピーマンも1本で十分。割としっかり炒めても不味くはならないと思う。
・マッシュルームは今回2個入れて、まあ多すぎるという感じもしなかったから最低1個は入れたい。
・こう、ソースに肉やキノコの旨みが紛れ込んでいるほうがいいかなと思って、まず具を炒めてからそこにケチャップを投入してソース化したけど、これもダメで、具にケチャップが絡み付きすぎてソースというより「ケチャップ味の炒め物に無味のパスタが絡みつく」の図になってしまった。全部をひとつの料理と考えないで、うまい麺とうまい具とうまいソースを別々につくってそれを最後に統合するというイメージでやるとうまくいくかもしれない。
・ソーセージとピーマンがなんか「ただサラダ油で温めました」感しかなかったから、もしあればバターでバターソテーにしたほうがいいかもしれない。マッシュルームも。
・玉ねぎはなくてもいいやと思ったけど実はあったほうが明らかにうまい。
・まず麺を茹でて別皿に取る→ケチャップを炒めて別皿に取る→具をバターソテーにして別皿に取る→ニンニクを温めて、そこにすべて投入する。ってやり方がいいのかもしれない。
・今回はサラダ油をつかったけど、オリーブオイルのほうが個人的には好き。
前回のプレーンナポリタンがうまかったから余計にショックだ。明後日くらいにもう一度挑戦したい。
最近読んだ本メモ 17年3月その2
・NHK 日本人はるかな旅(1)(2) ☆?
ロマンチックな本だった。でも買うかな~、悩み。もう一回借りて読みたい。
・にっぽん全国土偶手帖
ユニークでユーモアにあふれた土偶本。ただ、そもそも土偶とはなんなのかある程度分かってる人じゃないと読んでも分からないところがあるので、もっと入門本みたいなのを選べばよかったなと思った。九州って土偶少ないんだね。
・3つのなぞ(絵本)
いつが一番大事か? だれが一番大事か? なにをするのが一番大事か? という疑問に答える絵本。結論については、そうそうそれな~、と思った。とくに一番大事なのはだれかっていう答えは、いつも自分に言い聞かせながら暮らしていきたいですね。
・ももこのおもしろ宝石手帖 ☆
宝石なんてどうせ金持ちの道楽でしょ、ぷぷ、と思ってたけどふつうに宝石ほしくなってしまった。「きれいなものを例えるときに『星みたい』って言うことはよくあるけど、逆に星を例えられるものは宝石くらいしかない。宝石はそのくらい綺麗」っていう表現がすごくよかったな。あとタンザナイトはタンザニアの夜の始まりの色をしてるらしくてタンザナイトになりたいと思った。
☆付きは手元に置きたい本です
パスタ屋けい第1回 ナポリタン
ナポリタンを作ってみた。でも一切具が入っていないのでナポリタンなのかは不明。
・ケチャップをよく炒める。塊のようになるまで炒める。
・目分量で作る場合、ケチャップは少ないよりは多いほうがいいので思い切って入れる。
・麺もがっつり茹でる。かなり頑張らないともちもちした食感にならない。
・今回はスパゲティーニしかなかったのでスパゲティーニを使ったけど、たぶん絶対もっと太いほうがいいよなと思った。
・なんとなくケチャップが臭くて不安だったのでニンニクを入れてみた。ニンニクを入れるとニュアンスが全然変わってしまってナポリタンっぽさは失われるが、自分はニンニク好きなのでとてもおいしい感じになった。
・唐辛子はたぶん入れないほうがいい。入れたけりゃ食べるときにタバスコでもかけたら?
次回はちゃんとピーマンとかマッシュルームを入れたいね。
最近読んだ本メモ 17年3月
・ヨンイのビニールがさ(絵本)☆
美しすぎて、よすぎる絵本。いつか誰かにこの絵本をプレゼントしたいと思った。
・ヨルは生きている(絵本)☆
これもよい絵本。
・百年の家(絵本)
大人向け。味わい深い。
・ぼくはねこのバーニーがだいすきだった(絵本)
タイトルがいいですね。子供ができたときに、自分がそうだと思うものだけではなくていろんな生死観を提示してみるのもいいのかもしれないと思った。大人だって本当には分からないんだから。
・史上最強カラー図解 古事記・日本書紀のすべてがわかる本 ☆
なんだかバカみたいなタイトルだけどすごく分かりやすくて批判的で非常にいい入門書だと思った。
・古事記 ☆
古事記です。
・縄文聖地巡礼 ☆
坂本龍一さんと中沢新一さんの対談本みたいなやつ。学術本というよりは思考のきっかけを提供してくれるような本で、とてもよかったです。
・すぐわかる日本の呪術の歴史
客観的な記述を期待して借りたんだけど、なんかそういう感じの本ではなかった。
・英語で読む日本史 ☆
いい本。
※☆付きは購入して手元に置いておきたい本
居酒屋けい第1回
3月6日、居酒屋けい開店。
はまちとまぐろと生ハムと山芋とアボカドとトマトとチーズと海苔と梅ペーストと日本酒とビールを買って家で飲む。
・はまちのおつくり
半額なので買った。うまい。
・山芋短冊
梅ペーストと海苔と醤油。うまい。
・まぐろとアボカドを切ってとろろと海苔をかけたやつ
アボカドは半個。とろろはすこしだけ。味がまったく決まらず、大量の醤油とごま油と塩とわさびでなんとかした。刺身醤油があればよかったかもしれない。
・トマトとモッツァレラチーズとアボカドと生ハムのサラダ
切って並べるだけ。チーズはフレッシュタイプのやつを半個。イタリアンドレッシングで食べた。うまい。
・山芋鉄板
フライパンにぺろっと広がるくらいの適当な量のとろろに卵1個とめんつゆ大さじ1くらいと和風だしの顆粒をたくさん加えて混ぜ、一瞬だけ強火でぐるぐるかき混ぜ、あとは弱火にして蓋をしてじっと待つ。ひっくりかえさない。味はだしのもとで決める。うまい。
白熊氏がつくった。豚肉ともやしを炒め、茹でたラーメンをフライパンにあげ、大量のコンソメと大量の塩胡椒で味をつけたらしい。どうせ炒めるなら茹で時間は一瞬でいいのかもしれない。紅ショウガやネギがあるとうまそうに見える。
・トマトラーメン
白熊氏のラーメンが一玉あまっていたのでトマトラーメンをつくる。ニンニクにトマト2個を刻んで投入し、コンソメをぶちこみ、ペースト状になったら固ゆでした茹でたラーメンを投入して、上にモッツァレラチーズを乗せる。海苔があれば入れる。パスタを作るときよりもソースは濃い目にするといい。あんまりおいしくなかったので要研究。
・ビール
カールスバーグ。軽くって好き。
・日本酒
八海山普通酒。たぶん好きな系統の味なので、とりあえず他のグレードのやつも飲んでみたい。